カッコいいぞヤマハ

自分の演奏や打ち込みをネットに公開してもヤマハ著作権関係の処理をしてくれる、プレイヤーズ王国というサイトがあるのを知った。今は文化祭のコピーバンドや、自分なりのアレンジをした曲をネットに公開するのが著作権料徴収の対象になってしまう息苦しい世界だから、こういうサイトは自分の弾いたor作った音楽を人に聴いてもらいたい人にとって画期的。
著作権保護が必要なのは分かるけど、やりすぎると音楽を演奏したり作ったりする楽しみは無くなってしまう。好きな子の好きな曲を一生懸命練習してその人の前で演奏する、自分のお勧めの曲を入れたMyCDを人にプレゼントする。音楽の文化はそういうところから生まれてくるのだと思うんだけど、今の決まりの中ではそれらの行為は全部JASRACへの申請と著作権料が必要になる。おそらくそんな決まりを作った人たちは楽器も弾かないし、音楽を人に広めていく楽しさを知らない人達なんだろう。
ヤマハは音楽はどういう風に広まっていくものなのかが分かっているんだと思う。

追記:似たような試みとして、アーチストが自分の楽曲を素材*1として提供して、アレンジコンテストを開催しているACIDplanetも面白いと思う。

*1:原曲のリズムパートやボーカルパートがACID用のループ素材になってるのですよ